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事故で保険を使った翌年に、更新で保険料が上がると言われた方、他社に乗り換えると等級がどうなるか知りたい方、自分の等級をどこで見ればよいか分からない方に向けて、自動車保険の等級(ノンフリート等級)の仕組みをまとめました。根拠は日本損害保険協会(そんぽ相談ガイド)と損害保険料率算出機構の公開ページ、ソニー損保の公式ページです(2026年10月10日確認)。保険料の金額は扱いません。
先に結論:5つの要点
- 等級は1〜20等級で、通常の新規契約は6等級から始まり、1年間無事故なら翌年に1等級上がります。7〜20等級には、無事故と事故有で割引率の違う区分があります。
- 事故で保険を使ってもすべて3等級ダウンではありません。3等級ダウン事故1件なら翌年3等級下がり、事故有の低い割引率が3年間続きます。盗難や台風・洪水などの車両保険請求は1等級ダウン事故の例で、事故有は1年間です。ノーカウントになる場合もあります。
- 会社を替えても事故歴はリセットされません。保険会社と参加共済は「情報交換制度」で、前の契約の等級・事故件数・事故有係数適用期間などを照合します。
- 乗り換えれば安くなる、とは言えません。等級と事故有の期間は引き継がれますが、保険料は会社の料率と補償内容で変わります。更新の前に、同じ条件で並べて比べると確かめやすくなります。
- 自分の等級は、保険証券の「ノンフリート等級」の欄で見られます。事故有係数適用期間は、会社に確認します。
等級と事故の有無を入れて、複数社の保険料を並べて見たい方向けの入口です。
自動車保険の等級とは:1〜20等級と上がり方
等級は、契約者ごとの事故歴に応じて保険料の割引・割増を決める仕組みです。そんぽ相談ガイドによると、ノンフリート等級は1〜20等級で、数字が大きいほど割引が大きくなります。
- 通常の新規契約は6等級から始まります。
- 1年間無事故なら、翌年に1等級上がります。
- 7〜20等級には、無事故と事故有で料率の区分が分かれています。1〜6等級にはこの区分がありません。
「事故有」は、保険を使った事故のために、低い割引率が一定期間かかっている状態です。この期間を「事故有係数適用期間」と呼びます。
新規で入るときと、2台目の等級
2台目以降の車で初めて契約する場合は、条件を満たすと7等級から始められる「セカンドカー割引」があります。ソニー損保の説明(会社ごとに違う例)では、1台目は他社の契約でもよく、2台目の保険の始期日時点で次の条件にあたることが必要です。
- 1台目の契約が11等級以上であること。
- 2台目が自家用などの車であること。
- 記名被保険者が法人でないこと(法人は対象外)。
手元の証券で、1台目の等級、2台目の始期日、車の用途を確かめ、公式ページの「適用条件を更に詳しく見る」で所有者・被保険者などの残りの条件を照らし合わせます。この3つだけで対象と決めつけることはできません。他社の条件は、その会社に確認します。
等級別の割引率の表(日本損害保険協会の公表例)
次の表は、日本損害保険協会のそんぽ相談ガイドが公表している割引・割増率の例です。2026年の各社共通の値ではなく、損害保険料率算出機構の最新の表でもありません。算出機構の制度ページは等級の図で、最新の参考純率に基づく全等級の数値表は今回確認できませんでした。実際の割引率は、契約する会社の料率で決まります。
| 等級 | 無事故(1〜6等級は区分なし) | 事故有(7〜20等級) |
|---|---|---|
| 1 | +108% | 区分なし |
| 2 | +63% | 区分なし |
| 3 | +38% | 区分なし |
| 4 | +7% | 区分なし |
| 5 | −2% | 区分なし |
| 6 | −13% | 区分なし |
| 7 | −27% | −14% |
| 8 | −38% | −15% |
| 9 | −44% | −18% |
| 10 | −46% | −19% |
| 11 | −48% | −20% |
| 12 | −50% | −22% |
| 13 | −51% | −24% |
| 14 | −52% | −25% |
| 15 | −53% | −28% |
| 16 | −54% | −32% |
| 17 | −55% | −44% |
| 18 | −56% | −46% |
| 19 | −57% | −50% |
| 20 | −63% | −51% |
プラスは割増、マイナスは割引です。同じ等級でも、事故有のほうが割引は小さくなっています。たとえば公表例の12等級は、無事故が−50%、事故有が−22%です。保険料そのものは、この率だけでなく、車種、年齢、補償内容などでも変わるため、表から金額は決まりません。
事故を起こしたら何等級下がる?3等級・1等級・ノーカウント
保険金を請求した事故は、次の3つに分かれます。そんぽ相談ガイドの説明をもとに整理します。
| 区分 | 翌年の等級 | 事故有の期間 | 例 |
|---|---|---|---|
| 3等級ダウン事故 | 3等級下がる | 3年間 | 組み合わせは会社に確認 |
| 1等級ダウン事故 | 1等級下がる | 1年間 | 盗難、台風、洪水、高潮などによる車両保険の請求 |
| ノーカウント事故 | 1等級上がる場合がある | なし | 人身傷害の保険金だけを受け取る場合など |
どの事故がどの区分になるかは、補償の組み合わせで決まります。具体的な組み合わせは、契約している会社か代理店に確認します。
公表例の表に当てはめると、無事故で12等級(−50%)の人が3等級ダウン事故で保険を使うと、翌年は9等級で、事故有の−18%が3年間かかります。これは表の読み方の例で、実際の割引は契約会社の料率によります。
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事故有係数適用期間とは:事故有の割引が続く期間
事故有係数適用期間は、事故有の低い割引率が適用される期間です。そんぽ相談ガイドの説明では、3等級ダウン事故は3年間、1等級ダウン事故は1年間です。
- この期間の残りは、更新の案内や契約内容に出ているかどうかが会社によって違うため、会社に確認します。全社共通の掲載位置は、公式ページに書かれていません。
「事故の翌年に保険料が上がる」と言われたときは、等級が下がったことによる割引の減少と、事故有の区分に入ったことによる割引の減少が重なっている可能性があります。ただし、更新後の保険料の金額は、会社の料率と補償内容によるので、等級だけでは決まりません。
等級は引き継げる?乗り換え・他社への引き継ぎ
会社を替えても、事故歴をリセットすることはできません。保険会社と参加している共済は、「自動車保険契約確認のための情報交換制度」で、前の契約の等級、事故件数、事故有係数適用期間などを照合しています。
引き継ぎの対象になる共済
ソニー損保の例では、JA共済、全労済、全日本火災共済、全国自動車共済からの引き継ぎが対象です。教職員共済、自治労共済、トラック共済など、対象外の共済もあります。他社が同じ扱いとは限らないので、乗り換え先に確認します。
満期日から空けない
ソニー損保は、新しい契約の始期日が前の契約の満期日から8日以上空くと、通常は6等級に戻ると説明しています(会社ごとに違う例)。一方、1〜5等級の人は、13か月以内であれば不利益のある等級を引き継ぎます。
解約日を含む場合などの日付の判定は、乗り換え先に確認し、補償の空白を作らない始期日にします。
乗り換えの手順
手順は、次の流れです。
- 保険証券で、前の契約の満期日、会社名、証券番号、ノンフリート等級を確かめる。
- 事故件数と事故有係数適用期間を、前の会社に確認する。
- 満期日から空かない始期日を決めて、前の会社名・証券番号・事故件数・事故有期間を申告し、見積もりを取る。
- 補償内容をそろえて、保険料を比べる。
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のような一括見積もりサービスで並べられます。等級と事故の有無は、そろえて入力します。
保険料は会社の料率と補償で変わり、乗り換えれば安くなると決まっているわけではありません。同じ補償で比べた結果、今の会社のほうが安いこともあります。
家族への引き継ぎと中断証明書
家族に引き継ぐ
ソニー損保の例では、記名被保険者を同居の家族に変更する場合に、等級を引き継げます。配偶者は別居でも引き継げ、同一生計か扶養かは問われません。一方、別居の子は、住民票を移していなくても対象外です。親が亡くなった場合も、同居の子に記名被保険者を変更して引き継ぐ例があります。実際の同居状況と記名被保険者を確かめてから、会社に相談します(他社は異なる場合があります)。
車を手放すとき:中断証明書
廃車、譲渡、返還、海外渡航などの事由で保険を中断するとき、等級を保存する制度が「中断証明書」です。ソニー損保の例では、次の条件があります。
- 原則として7等級以上であること(事故があれば減じた後で7以上、無事故満期なら6以上)。
- 廃車などが、解約日または満期日以前であること。
- 発行の依頼は、満期日または解約日から5年以内(他社では13か月以内の場合があるため、前の会社に確認)。
- 保険証券、中断証明書発行依頼書、抹消登録証明書など、事由を証明する書類を用意する。
- 発行は無料。
単に保険料を節約するための解約が、無条件に対象になるとは書かれていません。
中断から再開する
ソニー損保では、中断制度で等級を10年間保存でき、他社などが発行した証明書も使えます。「発行日から10年」とは確認したページに書かれていないので、証明書に書かれた有効期限で判断します。新しい契約の始期日が有効期限内であること、他の契約で使っていないこと、車両の取得や記名被保険者・所有者などの条件を、公式FAQで確かめます。再開のときは、証明書の原本と車検証のコピーが必要です。海外渡航や事故2件以上などは電話での扱いになります。
自分の等級の調べ方
まず保険証券(または更新の案内)で、次の3つを見ます。
- 「ノンフリート等級」の欄の数字。
- 保険期間(満期日)。
- 証券番号。
ソニー損保では、ウェブのマイページにある「契約内容の確認(印刷)」から確認できると公開FAQにあります(会社ごとに違う例です。今回はログインしていません)。事故有係数適用期間も、更新案内や契約内容の画面にあるかどうかは会社次第です。見つからなければ、契約会社か代理店に聞きます。
相談先
加入、変更、事故の連絡は、契約している会社か代理店に問い合わせます。保険会社への一般的な相談や苦情は、そんぽADRセンター(03-4332-5241、平日9:15〜17:00、土日祝と12月30日〜1月4日を除く)で受け付けています。
更新の案内が届いたら、満期より前に、同じ条件で並べて比べておくと、判断しやすくなります。
合う人・合わない人
一括見積もりが合う人
- 更新の案内で保険料が上がると言われ、他社と並べて比べてみたい人。
- 等級・事故有の期間・補償内容を手元にそろえて入力できる人。
- 満期日の前に、時間をかけて比べられる人。
合わない人
- 今の会社の補償や事故対応に満足していて、条件を変えたくない人。
- 満期日が迫っていて、補償の空白を作らずに手続きする時間がない人。
よくある質問
事故で保険を使うと、翌年は必ず保険料が上がりますか?
等級が下がる事故では、翌年の等級が下がり、事故有の区分に入るため、割引は小さくなります。ただし、保険料の金額は会社の料率と補償でも変わるので、上がる額は一律に決まりません。ノーカウント事故のように、翌年に1等級上がる場合もあります。
乗り換えると、等級は引き継げますか?
引き継ぐ仕組みがあります。保険会社と参加共済は、情報交換制度で等級、事故件数、事故有係数適用期間を照合します。ただし、前の契約の満期日から空くと、6等級に戻る場合があります(ソニー損保の例では8日以上空いた場合)。引き継ぎの対象になる共済や日付の数え方は、乗り換え先に確認します。
2台目の等級はどうなりますか?
2台目以降の初めての契約は、条件を満たすと7等級から始められます。ソニー損保の例では、2台目の始期日の時点で1台目が11等級以上であることなどが必要です。条件は会社によって違います。
まとめ
要点は、等級は1〜20等級で事故の区分によって下がり方が違うこと、乗り換えても等級と事故有の期間は引き継がれること、保険料は会社の料率と補償で変わることです。表の率は日本損害保険協会の公表例で、契約する会社の料率とは別です。
次にすることは、保険証券でノンフリート等級と満期日を確かめ、事故で保険を使った場合は事故有の期間を会社に聞くことです。そのうえで、同じ条件で複数社を並べて比べます。
参考にした資料(2026年10月10日確認)
- そんぽ相談ガイド(日本損害保険協会)「自動車保険の等級」
- 損害保険料率算出機構「自動車保険の料率算出」
- ソニー損保「セカンドカー割引」
- ソニー損保「他社からの等級の引継ぎ」
- ソニー損保「家族への等級の引継ぎ」
- ソニー損保「中断証明書」
- ソニー損保 よくあるご質問「中断証明書の発行」
- ソニー損保 よくあるご質問「中断からの再開」
- ソニー損保「等級の確認方法」
- ソニー損保 よくあるご質問「契約内容の確認」
- 日本損害保険協会「そんぽADRセンター」
※この記事は、AIを使って情報を整理し、上の資料と照らし合わせて見直しました。会社別の条件はソニー損保の公開ページの例で、他社は異なる場合があります。

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